Axios 日本語
フォロー
Apple、OpenAIの法廷闘争が激化。ここまでどう来たか
AppleとOpenAIは、ChatGPTメーカーがAppleのハードウェアの秘密を盗んだという申し立てをめぐり、法的な紛争をエスカレートさせている。OpenAIはこれらの主張を否定し、Appleの訴訟を「魔女狩り」と呼び、Appleが自らの問題の責任を他人に転嫁しようとしていると非難している。Appleは逆に、OpenAIが訴訟の証拠を積極的に破棄していると非難している。両テクノロジー大手はかつてパートナーであり、2024年6月にはAppleデバイスへのChatGPT統合で協力していた。しかし、2025年5月頃にOpenAIが元AppleデザイナーのJony Ive氏が設立したスタートアップを買収し、伝統的にAppleが担ってきたハードウェア分野への進出を示唆したことで、関係の緊張の兆候が現れた。AppleはAI競争に追いつくのに苦労しており、最近ではAI機能のためにGoogleと提携した。紛争の核心は、Appleが7月に起こした訴訟にあり、OpenAIが元Apple従業員を巻き込み、未発表製品に関する機密情報を入手するための取り組みを組織したと主張している。Appleはまた、OpenAIが機密情報をパートナーに持ちかけたとも主張している。OpenAIはAppleの秘密を求めていないと主張し、従業員の転職の権利を擁護している。Appleは、紛争となっている情報の使用をOpenAIに阻止するための予備的差止命令を求めたが、OpenAIはこれに反対し、訴訟の却下を求めた。Appleは、真実が明らかになると信じて、訴訟が証拠開示に進むことを望んでいるが、OpenAIはApple自身のセキュリティの不備が原因だと主張している。裁判所の審問は10月1日に予定されている。