OpenAIは、増大するコンピューティング容量のニーズを満たすため、Google Cloudと提携した。これは、AI分野における両社のライバル関係を考えると、驚くべき動きだ。契約条件は不明であり、この提携がOpenAIとMicrosoft Azureとの既存の契約にどのような影響を与えるかも不明である。OpenAIは以前、製品リリースの遅延の原因を、コンピューティング容量の制限のせいにしてMicrosoftを非難していた。3月には、クラウドコンピューティング能力を増強するため、CoreWeaveと120億ドルの契約を結んでいる。それにもかかわらず、Microsoft Azureは依然として同社の主要なパートナーであり、両社のパートナーシップ条件を見直すための交渉が進行中である。この契約は、OpenAIのChatGPTから検索ビジネスにおいて脅威を受けているGoogleにとって、大きな勝利となる。OpenAIがGoogle Cloudの顧客ポートフォリオに加わることで、昨年の430億ドルだったGoogle Cloudの収益が大幅に増加すると予想される。しかし、Google Cloudは顧客の需要を満たすのに苦労しており、どのようにサービスへのアクセスを優先するのかは不明である。OpenAIは業績が好調で、年間収益は120億ドルと予測されており、目標収益の達成に向けて順調に進んでいる。
engadget.com
OpenAI will reportedly start using Google's cloud servers
