大いなる安定の40年:クロスセクションからの学び ノート

大いなる安定の40年:クロスセクションからの学び

この研究は、大いなる安定期における37の先進国を対象に、インフレ水準、インフレ変動性、成長変動性の要因を調査し、これらを中央銀行の長期的なパフォーマンスとして包括的に捉えています。主な発見として、中央銀行のパフォーマンスは一貫して制度全体の質と関連していることが挙げられますが、独立性、為替レート制度、インフレ目標といった中央銀行固有の要因は有意な影響を示しませんでした。分析は、2022年のインフレ再燃にも拡張され、2022年以前の各国の特徴を用いています。その結果、ロシアからの輸入(おそらくガス)への依存度と、それが新型コロナウイルス後のGDP成長と相互作用することが主な決定要因であることが示唆されており、インフレの急騰は大いなる安定期の逆転ではなかったことを示しています。