ニューヨーク連邦準備銀行の新たなデータによると、米国の労働力において、失業率が最も高い大学の学位が明らかになりました。人類学専攻の失業率は9.4%と最も高くなっています。それに続いて、美術専攻と社会学専攻がそれぞれ7.0%と6.7%という高い失業率となっています。これらの学位のミッドキャリアでの収入は約7万ドルで、収入帯の下の方に位置しています。一方、コンピューター工学、物理学、コンピューターサイエンスなど、高給が得られる学位でも、比較的高い失業率が見られます。これらの専攻の収入の中央値は、それぞれ12万2000ドル、10万ドル、11万5000ドルですが、失業率は7.5%、7.8%、6.1%となっています。人文科学系の学位である歴史学や英語学専攻は、ミッドキャリアでの収入が7万ドルから7万7000ドルで、失業率は4.6%から5.3%の範囲です。コミュニケーション学やジャーナリズムの学位は、収入が約8万5000ドルと高めで、失業率は4.4%から4.5%です。経済学、政治学、国際関係学は、9万ドルを超える高い収入の可能性を秘めていますが、それでも4.7%から5.5%の失業率に直面しています。これらの調査結果は、高い給料が必ずしも雇用の安定を保証するものではなく、将来の学生は、教育に関する意思決定において、収入の可能性と雇用可能性の両方を考慮すべきであることを示唆しています。
zerohedge.com
These Are The 20 Worst College Degrees For Finding A Job
