「モアナ」レビュー – ドウェイン・ジョンソンのデミゴッドが自動操縦で退屈な実写リメイクに
ジョンソンはオリジナルのアニメーションから引き続き役を演じ、若い共演者であるキャサリン・ラガイアとの息はぴったりだが、全体としてこの企てはシニカルで無意味に感じられる。ディズニーのアニメーション大ヒット作『モアナ』(2016年)は、2年前に退屈な続編が出た後、今回は有能だが基本的に無意味で刺激のない、原点回帰のライブアクションリメイクとなった。脚本家のジャレッド・ブッシュはオリジナルの脚本を改変し、ブロードウェイのベテラン演出家トーマス・カイルが映画監督デビューを果たし、リン=マヌエル・ミランダの楽曲が復活する。19歳のオーストラリア系サモア人俳優キャサリン・ラガイアが、ポリネシアの首長の気丈な十代の娘モアナ役を演じ、モアナの英雄的なリーダーシップの運命を悟る賢く親切な祖母タラ役はニュージーランドの俳優レナ・オーウェンが演じる。モアナは、故郷の島モトゥヌイでエコクライシスを引き起こしている女神テ・フィティの心を元に戻すための探求に出なければならない。そのためには、傲慢で自信過剰な半神マウイと手を組む必要がある。この役にはドウェイン・ジョンソンが本人役で再登場するが、その体格はアニメーション版とほとんど変わらないほど漫画的に筋肉質で巨大だ。マウイには、自身の力の源であるフックを取り戻すという偽りの探求があり、そのためには自身の宿敵と対峙しなければならない。それは巨大なカニのタマトアで、以前と同様にジェメイン・クレメントが声を担当しており、もちろん、モアナのあまり面白くないペットのニワトリであるヘイヘイと同様に、2Dカートゥーンのオリジナルを3Dアニメーション化したキャラクターである。