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ルーマニア、EU・NATO加盟反対の国粋主義者を大統領選挙から排除

ルーマニアの選挙委員会は、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟に反対するポピュリスト候補、ディアナ・ソソアカを、同国の大統領選挙から除外した。委員会の決定は、ルーマニア憲法がEUとNATOの加盟を明確に認めているという事実に基づいているが、これにより、政治候補者の自由権が制限されるのではないかという懸念が高まっている。ソソアカは、ルーマニアのEUとNATO加盟に激しく反対しており、ロシアとの友好関係を提唱することも非難を受けている。彼女は、決定に対する控訴を約束し、ルーマニアが民主主義国家ではないことを証明するものだと述べた。ソソアカは、国民主義的なS.O.S.ルーマニア党の党首であり、ドナルド・トランプのような演説スタイルで知られている。別の右翼候補、ジョージ・シミオンは、選挙局の審査を通過し、5月4日の投票に登場することになっているが、暴力煽動の疑いで調査を受けている。シミオンは、ソソアカの除外を非難し、ルーマニアの民主主義に対する打撃であり、基本的人権と自由の侵害であると述べた。ルーマニアでの情勢は、民主主義の状態についての懸念を高めている。左翼の体制がポピュリストの声を抑制しようとしているのではないかという主張もある。ルーマニアの選挙プロセスは、他の右翼候補、カリン・ゲオルゲスクの除外や、12月の選挙プロセスの取消など、論争に満ちている。この状況は、ルーマニアでの言論の自由と選挙プロセスの公平性についての怒りと懸念を引き起こしている。
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Romania Bars Another Nationalist From Presidential Race For Opposing EU, NATO Membership
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