英国が離脱したEUはもはや存在しない | ムジュタバ・ラーマン
アンディ・バーナム氏の台頭が、将来的な英国のEU復帰の条件についての議論を煽っているが、これは間違った問いである。英国とEUの関係という問題は、キア・スターマー氏の首相任期が終わりに近づき、その後継者となる可能性が高いアンディ・バーナム氏が首相官邸に入る準備を進める中で、再び浮上している。最近までトップの座を争っていた候補者の一人であり、現在は将来の財務大臣候補であるウェス・ストリーティング氏は最近、英国はEUに復帰すべきだとまで発言した。英国における「再加盟」論争は、狭い視野で、二つのことに集中してきた。一つ目は、ブレグジットが英国経済に課したコストであり、二つ目は、再加盟の代償、つまり英国が以前のユーロ圏とシェンゲン協定からのオプトアウトを再び勝ち取ることができるかどうかである。ムジュタバ・ラーマン氏は、政治リスク調査・コンサルティング会社であるユーラシア・グループの欧州担当マネージング・ディレクターである。