香港の「上窰民俗博物館」 ノート

香港の「上窰民俗博物館」

上窰は、西貢郊野公園内にある客家(ハッカ)の村を改造した民俗博物館です。19世紀後半に黄氏一族によって建てられ、当初は旅人の休憩所として利用されていました。村は高い壁と見張り台で要塞化され、攻撃から守られていました。8軒の家、家畜小屋、穀物乾燥や宴会用のテラスもありました。黄氏一族の繁栄は、村の外壁にあった石灰窯から生まれました。石灰窯は、石灰の需要が高かったため、牡蠣の殻やサンゴなどの入手しやすい資源を利用していました。1950年代には、近代的な代替品が登場したため、村の石灰生産は衰退し、住民は村を去りました。1960年代半ばには放棄され、1981年に記念物として指定され、修復されました。上窰民俗博物館は1984年に開館し、現在も良好な状態で保存されています。そこには、伝統的な農具や家具が展示されており、過去の客家の人々の生活を垣間見ることができます。
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