「ロック(ジブラルタル)がチャゴス諸島に続くという警告を無視せよ - 新しい国境検査は、チャゴス諸島だけでなく、その先の地域の生計にも脅威となる
イギリス政府がチャゴス諸島の統治権を放棄し、主権をモーリシャスに移譲することを発表した数時間後、ファビアン・ピカルド(ジブラルタル首相)はBBCに出演した。彼は「チャゴス諸島のケースは、イギリスのジブラルタルに対する主権に『全く前例となるものではない』」と自信を持って述べた。
1713年のユトレヒト条約以来、イギリスの支配下にあるこの非自治領土(国連の定義による)のアイデンティティを再確認することは、日常的なことである。時には、ごく些細な出来事の後に起こる。スペインが7月のユーロ選手権でイングランドに勝利した後、スペインサッカー代表のキャプテンであるアルバロ・モラタは、マドリードでの深夜のパーティーで、観客に「ジブラルタルはスペインのものだ」という掛け声を促した。冗談だったが、ジブラルタルは正式にUEFAに抗議し、UEFAはモラタとマンチェスター・シティのロドリ(ロドリゴ・エルナンデス)に処分を下した。ロドリは、ステージで掛け声を参加していた。
マリア・ラミレスはスペインのニュースサイトelDiario.esのジャーナリスト兼副編集長である。
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Will the UK ‘give up’ Gibraltar next? In Spain, we’re more worried about Brexit’s absurdities | María Ramírez
