中央銀行マネーが代替可能性を促進する触媒となる:ステーブルコインの事例
小売決済において、支払手段が額面通りに容易に交換可能であること(つまり、代替可能であること)を保証するためには、以下の3つの要素が必要です。(1) 決済の最終性、(2) 相互運用性、(3) 支払手段から「究極の」または準究極の支払手段へのシームレスな換金性。本稿では、異なるブロックチェーン上で異なる発行者によって発行されたステーブルコインは、(i) 決済技術と決済技術が相互運用可能であり、(ii) 決済が決済の最終性を提供する台帳上で取引され、(iii) 中央銀行マネーが金融システムのアンカーとして機能する(中央銀行マネー自体が均質な会計単位によって裏付けられていると仮定する)ことを条件として、異なる銀行の商業銀行預金と同程度に代替可能であると論じています。この前提に基づき、本稿では、トークン化された資金とオフチェーン担保型ステーブルコインは、いくつかの条件下で代替可能な支払手段であり、オンチェーン担保型ステーブルコインは、トークン化された資金/オフチェーン担保型ステーブルコインの支払手段の代替可能性を達成するための同一の前提条件が満たされ、オンチェーン担保が上位レベルのマネーに容易に換金できるという前提の下で、一見して代替可能な支払手段として分類できると主張しています。最後に、アルゴリズム型ステーブルコインは代替可能な支払手段ではないと結論付けられています。